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今年の冬将軍はサボってばかりで鍋が食べれないじゃないなぁという

昨今ですが、皆様お元気ですか?

では本日のコラム「朝の校長先生の話はつまらない」

です。

どこがデッサンと関係あるのかという心配は要りませんよ。

ちゃんとオチをつけますから(笑)

特に中学校時代に朝の全校集会って良くあったじゃないですか。

その時の校長せんせの話ってつまんないなぁって思いませんでした?

もちろんお笑いじゃないですから、そういう面白さは無くっていいのですが

とことん面白くない、、。

感度の高い思春期の女の子なんかもうバッタ、バッタと失神して倒れる者が

続出する恐怖の事態に陥ります(コワ)。

私なりに考えたのですが、あらかじめ決まった内容をわざわざ舞台上で

注目を強制的に集めさせておいて、ただミスしないように話しているだけだと

ものすごく、つまらないのではと、、。

同じように、結婚披露宴なんかでも、会社関係の人がお祝いの挨拶とか

しますが、ものすごくつまんない人もいますよね。

それも同じ理由だと思います。

あんまり原稿を作らないで、たどたどしくても思ったことを話している

方が、見ているほうは楽しかったりします。

原稿といえば、花嫁さんが定番の両親に手紙朗読のコーナーが良くありますが

あれなんか、思いっきり原稿を棒読みで、アドリブは無いわけです。

でも、すっかり聞いている観客は涙を流すほど感動したりしますよね。

ってことは、原稿を用意していることがつまらない原因では無いという

論法が成り立つわけです。(論理的でしょ)

花嫁の手紙はそこに手紙を読むという行為と共に、感情(想い)が

合わさって、表現されていく。

観ている観客はその想いに共感して身体が思わず共鳴して泣いてしまう。

あーやっとデッサンに到達しますが、デッサンも同じことです。

作者が思ったことがデッサンを描くという行為に乗っかってくることで

表現になってきます。

ただ上手に偉そうに描いただけでは、校長先生のつまらない話に

なってしまう恐れがあるということ。

別に、芸術家でなくても、日頃の何気ない会話でも同じことだと

私は思ってます。

披露宴で名スピーチが出来るようになりたい方は

是非、こちら↓(話し方教室じゃありませんが)

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# by ekodaohashiya | 2020-02-24 12:19 | 絵のはなし 

何かを始めてみるというのは、刺激的ですね。

昨日もインスタライブを随分はしゃいで配信してしまいましたが

なにしろ新しいことを始めるのは、風通しが良くなって健康的な気がします。

さて、今回のテーマは「腑に落ちる」というお話。

「腑に落ちる」って、日本語ならではの名作だなぁ~って

私は思うのですが、皆さんはどうでしょうか?

「あーやっと腑に落ちたよ」みたいに使うと思うのですが、納得したという

意味なのでしょうが、「納得しました」では無く「腑に落ちました」って

言う独特の使いわけがありますね。

「腑」というと五臓六腑みたいに「内臓」もっというと「内臓器」に

なにか納得するような事柄が落ちてくる?

ん~なかなかシュールで、抽象的な言い回しですねぇ。

私が思うに、「納得する」は「頭脳が知識として整合する」という

意味のような気がします。

対して「腑に落ちる」というのは身体(特に内臓的、お腹と言ってもよい)と

感覚として、整合するのではないかと私は考えています。

デッサンの話につなげると、デッサンは知識だけでは上達することが出来ません。

新しく入会した生徒さんは、私が話している内容をまずは知識として聞いている

のですが、そのうち何枚も描くうちに、「そうか、こういうことだったんだ!」

と、まさに腑に落ちるときが来ます。

1つのことが腑に落ちたとしても、私の教室はなかなかレベルが

高いので(自分で言うか、)

次から次へと問題点を問いていくので、生徒さんは腑に落ちていないことだらけ

で、ずーっとモヤモャすることになります。

「知識や言葉では分かるのだけれど、なんだか腑に落ちないなぁ、よし来週こそ!」

っていう感じでまた次の一枚、その次の一枚へと繋がっていくという長い道のり。

でも、腑に落ちたことは身体の記憶となるので、もう一生忘れることが無いのです。

デッサンなら下手になることはないという意味。

明日忘れてしまうような知識より、あなたも何かを腑に落としてみませんか?

そんなお腹がすぐ痛くなっちゃうタイプの人はこちら↓

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# by ekodaohashiya | 2020-02-03 12:06 | 絵のはなし 

昨日はインスタライブを配信してみたのですが、沢山の方が視聴してくださり

ありがとうございました!

来週も調子に乗ってもう一回やってみようと予定していますので是非ご覧ください。

ブログより更にくだらない話をぺらぺらとしゃべっています。

さて、なんだか最近ブログが面白いという声がやっと私にも届くようになって

ヤル気満点な状態です。

やはり、褒められると人間やる気が出ますよね~人間だもの。

さて今日の話は「所作の美しさ」と言うお話。

所作、しぐさ、手際など、動きの美しさって色々とあるもの。

インスタライブでもお話しましたが、私の憧れの所作はネクタイを緩めることです。

ネクタイって私には縁がなくって、多分人生で30回くらいしか(冠婚葬祭時のみ)

結んだり緩めたりしたことが無いのです。(女性の方もそうでしょう)

会社員の男性ならもう毎日、とんでもない回数の締めたり緩めたりを繰り返してる

訳ですから、私はそのちょっとした所作に、こなれきった美しさを感じてしまいます。

っていうと大げさですが、ちょっとカッコイイと思います。

魚を料理人がさばいていくさま、なんかも料理人以外の人にとってはカッコイイって

思うように、自分だったらおぼつかない手つきになってしまうものを

誰かがスマートにやっていると、それだけで魅了されてしまうところがありますよね~

デッサンや絵では、その所作や身振り手振りが絵の内容そのものですから

非常に重要なことになります。

例えばゴルフなんて分かりやすいですが、プロ選手の打つ前のしぐさや動作なんて

明らかにこの人上手そうだなって打つ前から分かりますよね。

デッサンでも鉛筆を持ったしぐさや構え方、目の動き、手の動き、雰囲気等々

描く前から、上手な人ほど

「おぬしやるな」って感じなわけです。

それは何百枚と描いてきた経験から来る無駄を省いたスマートな動き

なので昨日今日描き始めた人の手の動かし方とは訳が違います。

描いてる所作から、かっこいいんですよね~。

当然、所作がよければ、絵もかっこよくなるという関係。

私は、生徒さんの手の動きや力加減を特に見ています。

実は絵はあんまり見ていません(怒らないでね)。

デッサンにおいて大切なのは力加減やスピード感なので

その所作の方を教えていることがほとんどです。

なんども言ってしまいますが、本(技法書)では教えられないという事。

時々、こんな感じの手の動きですって動作をやって見せると

生徒さんは急に上手に出来るようになったりしますが、言葉にならない

物が伝わるとなんだか私もうれしくなります。

ただ、私の所作や絵の影響を受けすぎるのも良くないことなので

きっかけ程度にしか実際はやりませんけどね~

(もっとやって見せてくれとよく言われますが、、)

まあそこらへんは、自分で何枚も描いて自然と所作が出来あがっていくものです。

描いてる後姿が既にカッコイイみたいな人になりたい!

そんな兎に角、格好付けたいというお調子者を募集しています。

是非、お仲間に↓

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# by ekodaohashiya | 2020-01-20 11:56 | 絵のはなし 

すっかり遅くなってしまいましたがご挨拶。

2020年、今年もコツコツとコラムを書いていこうと思います。

今月から入会された生徒さんが、ブログがきっかけだったそうで

コラムも悪くないぞ!とすっかり自信を取り戻しました。

さて今日はコラムはお休みで、お知らせを。

このブログと平行して、生徒さんの優秀作品をインスタグラム

に投稿したりしていますが、今年の始めに

「インスタライブ」

というものがあることを知り、これは面白いのでは?と思い立ち

あたらしい試みとして、インスタライブをやることにしました。

見ていただいた方もいるかもしれませんが、昨日第1回を試験的に配信

してみたところ、おおむね評判も良く(本当か?)

とりあえず、続けられるところまでやってみようということで

次回の配信を1月19日(日)22:00スタート(約40分位)

でまたやってみたいと思います。

なおライブの内容は、ただ私がぺらぺらと皆さんの質問や話して欲しい

リクエストに答えていくデッサンや美術にまつわる雑談です。

脱線多めでお届けしていますので、ご興味があっても無くても

とりあえず、インスタグラムで「大橋デッサン研究所」と検索してください。

なお、パソコンからはライブ配信は見ることが出来ませんので

モバイルでインスタグラムのアプリをダウンロードお願いします。

機械オンチの私でも出来ましたので簡単です。

デッサンについてのコラムも引き続きよろしくお願い致します。

ワークショップや講演もいつかやってみたいなぁと夢見ています。

関係者、権力を持っている偉い皆様、私を呼んでください。

それでは今年も新しいことに挑戦して恥ずかしいことを

いっぱい散らかしていこうと思います。

そんな私の教室に入会したいという天使な方はこちら↓




# by ekodaohashiya | 2020-01-13 10:24 | お知らせ

なんだか、ついこの間台風がどうとかこうとかと

言っていたかと思えば、気がつけば年末!

教室も、あと一週で終講となりました。

今回のお話は「描くと見える自分の性質」。

デッサン教室にもそれぞれ違ったスタイルがあります。

それぞれの生徒さんの希望に合わせてモチーフを選んで

描いてもらう教室がほとんどだと思いますが

私のところは基本的には全員同じ課題。

初心者でも長年続けている方でも同じモチーフ。

その方が、お互い比べあって上達が早いからというのが

同じ課題を描く主な理由です。

時間の終わりに全員のデッサンを並べて講評をします。

私の教室では私が偉いので、私の思ったことをぺらぺらと偉そうに

お話していきます。

別に話さなくても分かるのですが、同じ課題、同じ指導を

受けて描いていることで、逆にそれぞれの性質・性格?

が具現化(デッサン)されて良く見えてきます。

性質や性格といったことは、内面的なことなのですが

ここが絵の面白いところで良く見えてきます。

内面には深度があるので、初心者のうちはちょっとせっかちな人

だとかのんびりした人、丁寧なひと、テンション高い人等々

こうして、言葉にしやすいようなことが絵に現れてきます。

1年ほど続けていくと、人によって時期は違いますが

絵がガラッと変わるときが来ます。

私はそれを見るのを非常に楽しみにしているわけですが

なんというか、本性と言う言葉がありますがそれが

出てくる感じがあります。

本性と言うと怖い感じがありますが、ちょっと言葉に

なりにくいような絵に変わっていきます。

深度の深さが増して、抽象度が上がると言うことです。

っていうと難しそうですが、簡単に言えば、ぐっと来る

イケテル絵になっていくということです。

伝わりにくいとは思いますが、上手になるとは別のベクトルのお話。

上手になるのは毎週、描いているわけですから1枚ずつ

技術的には上手になります。

絵の面白いところですが、「上手」と「良い」が同じである

とは限らないというのがなんとも厄介ですね~。

絵(デッサン)は上手さを競うものではありません。

描いたその人、個人がどう見えてきたか?が、大切だと私は思います。

さあ、あなたも自分の本当の本性を出しに来ませんか?

あれっ、また怖いコラムになっちゃったな、、。

とにかく、デッサンしてみたい人、集まれ!(雑な勧誘)

※12月は今週までになります、1月は5日(日)から始まります。

見学の方はお早めにどうぞ~


























# by ekodaohashiya | 2019-12-16 11:31 | 絵のはなし