今回もデッサンについてまたひとつ、お話してみようと思います。

今日のお題は「手で描く、手が描く」という少々感覚的なことについて。

デッサンを始めて間もない方は、ちんぷんかんぷんだとは思いますが

なるべくわかりやすく解説してみます。

○初心者の絵を描く流れ

目で見る⇒頭で確かめる⇒頭で描く方法を考える⇒頭から手に命令を下す

⇒手で少し描く⇒上手く描けない⇒頭で対策を考える⇒打つ手が無い、、

多少冗談ですが、こんな流れで情報が伝達されて描いています。

○描ける人の絵を描く流れ

身体全体で観察する⇒手が描く⇒勝手に絵が出来る

といった違いがあります。

つまり初心者の方ほど、経験が無い分、頭で考えてしまうということ

目(実際は五感すべて)と手だけで描いている状態がベストです。

スポーツなどの感覚に近いですよね。

例えば熱い物に触ってしまったときは反射で手がビクッてしますが

その時、頭は使ってないのです。

もちろんデッサンを描く時、考えてないということはありえないのですが

感覚的には手が勝手に描いている状態まで訓練しないと

上手にはデッサンを描くことが出来ません。

なのでよほどの天才でな無い限り、何枚もデッサンを描いていかないと

上達しないということです。

デッサンを描く能力は、お金で買えないものです。

なので、特別な価値を持っています。

そんなプライスレスな価値を一緒に作ってみたい方は是非こちら↓



お知らせ 
12月の金曜クラスのスケジュールは変則的に
11月30日・12月7日・14日・21日の4回となります。
入会等ご検討の方はお早めにどうぞ~


年末年始のスケジュール

江古田教室
金曜クラス  12月21日まで 年始は1月4日から
日曜クラス  12月23日まで 年始は1月6日から
人物スケッチ会12月23日まで 年始は1月6日から

川越教室   12月24日まで 年始は1月7日から      








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# by ekodaohashiya | 2018-11-19 10:06 | 絵のはなし  | Comments(0)

寒くなってくると何故か良いデッサンが描けます。

教室の生徒さんもいい感じに上達しています。

さて、今回は「筆圧は声の大きさみたいなもの」

という筆圧についてのお話です。

デッサン(特に鉛筆で描く場合)筆圧はとても重要な要素です。

技法書を読んでも上達しない、と私は言っていますが

筆圧を説明できないから、というのも大きな理由です。

教室では、もう少し強くとか弱くとかこれくらい強くなど

実際にやって見せて理解してもらっています。

そうとはいえ、かなり微妙なことなので

なかなか自由にコントロールするのは難しいことです。

皆さんがまだデッサンを始めて間もないようなら基本的に

筆圧が弱いデッサンを仕上げてしまう傾向があります。

それはデッサンを進めていく上で、自信が無いからです。

筆圧は声の大きさと言いましたが、自信がなかったり慣れていなかったり

緊張していたりすると声が小さくなってしまうものです。

仕上げに向かって「よしこれでいいぞっ」って思えないと

声が小さくなって最後はしょんぼりしたデッサンが出来てしまいます。

かといって闇雲に筆圧だけ強くしても、声で言うとただ叫んでいる

ようになってしまい、何が言いたいのか第三者に伝えることができません。

もちろん絵の良さは色んなものがありますので

きれいな響く声でもいいし、大きくてはきはきした声でも

吐息まじりのエロい声でも、自信があれば何でもいいのです。

わかりやす人を例に挙げると、ピカソのデッサンでも油絵でも

やけに筆圧が高くて、めちゃくちゃ声がでかい感じがしませんか?

ほんと、どこからその自信が生まれてくるのかといった感じです。

皆さんもそんな声を聞くように絵を見ると

また違った絵の見方になるかもしれません。

デッサンを描いている方は是非、自分にしか出せない声を獲得して

自信を持って声を出しましょう。

えっ自信が無いですか?自信が出てくるにはどうしたらいいかを

教室で教えていますので、詳しくはこちら↓(ネット広告風)




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# by ekodaohashiya | 2018-11-05 10:05 | 絵のはなし  | Comments(0)

過ごしやすい季節がやって来ましたね~。

さて今週のコラムは「触覚という能力」というお話。

デッサンというと、目(視覚)が大事なような気がしますが

視覚以外の感覚を使ってデッサンを描くと格段に良くなります。

「物を見る」というとき、大人になってしまったあなたはどうしても

「すでにもう知っている」という認識の上で物を見てしまいます。

普段の暮らしなら差し支えないのですが、デッサンを描こうとすると

このモードでは、上手く描く事が出来ません。

例えば、赤ちゃんが「物を見る」というときは、まずは触っていくわけです。

触るといっても、手では飽き足らず、口でなめまわしてみたりして随分と

熱心にその物を認識しようとしています。

そういった新しくどういうものかをサーチする感覚がデッサンに必要となります。

教室でも「触り心地を描きましょう」とよくアドバイスをしていますが

そういった触覚的な感覚でデッサンを描くと今までより少し深いデッサンになります。

もし、独学でデッサンを練習している方は是非自分の絵の中のものを

触ってみた感じが実物のモチーフに似ているか?というチェックをしてみると

「もっとゴツゴツしているな」とか「もっとつるっとしているぞ」などなど

モチーフとデッサンの間にギャップがあるのがわかるはずです。

そのギャップをなんとか埋めて、より実物らしくを目指して描くと良いと思います。

写真をみてデッサンをしても重さや触り心地などのリアルさはなかなか表せないと

思いますので、是非実物をみて、赤ちゃんのようになめまわすくらいの勢いで

触覚的に見るという感覚を鍛えていくとレベルアップ間違い無しです!

いつも、抽象的な話が多かったので今回のコラムはデッサン上達のコツを

お話してみました。

もっと色々な深いコツがあるのですが、それは秘密です。

秘密を知りたい方は是非こちらへ↓(すごい怪しい?)








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# by ekodaohashiya | 2018-10-29 10:28 | 絵のはなし  | Comments(0)

こつこつとやって来ましたこのコラム。

いよいよ30回目となりました。

今後ともよろしくお願い致します!

さて、今回のテーマは「上手く描ける時は実感が無い」というお話。

以前のコラムでも、頑張ると空回りするとか、不真面目な奴がいい絵を描いたりする

という話をしましたが、今度は上手く描けたときの感覚の話です。

こうしてみようとかこうしたら上手く描けるんじゃないか?とか

考えて描いている時は、残念なことに全然結果が出ません。

「もうだめだ、今日もどうせ上手く描けそうに無い、アトリエに行くのも面倒だな」

なんて思っていた日に上手く描けたりします。

もう、まったく、絵の世界はこれだから困りますね~。

よく、有名なアーティストが天から降りてくるみたいなことを言ったりしますよね。

そう言いたくなる様な、感じです。

つまり考えて自分が努力して描くと上手く描けないのです。

人は誰でも、努力してほめられたいものです。

なのでどうしても自分が描きました!って言いたいのですが

上手く描けた時は、自分が描いたんじゃないような感覚になります。

なのでほめられてもあんまり嬉しくないんです。

嬉しくないから、また自分で描きましたっていう絵を描こうとします。

そうするとまた上手く描けなくなるという構造です。

考えて描かないなんて無理じゃんって言いたくなるのはよくわかります。

考えないと練習できません。

沢山考えて、テーマを持って練習して最後は何にも考えず

勝手に手が描いている状態がベストなのでしょう。

でも、なかなか出来ませんよね、、。

私もかれこれ30年くらい絵を描いてますが、全然出来ません。

なので始めたばかりの方は出来なくて当然です。

一緒に沢山考えて、たまぁ~に

「おおっ降りて来ました」なんてアーティストみたいに

かっこいいこと言えるといいですね~。

そんなことを気長に出来る方を募集中です。

是非一緒に~こちらへ↓









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# by ekodaohashiya | 2018-10-22 10:32 | 絵のはなし  | Comments(0)

芸術の秋といったシーズンですね~。

さて、今回は絵を「描く」ではなく「観る」ということを

お話してみようかと思います。

秋になると大規模な展覧会などが催され、今や空前の展覧会ブーム?

といった感じで、2時間待ちとか入場制限なんてものもあるらしいですね。

世界の歴史に残るような一流の絵画を生で鑑賞できるのはありがたいこと。

でも最近気になるのが、「イヤホンガイド」というもの

まったく個人的な意見ですが、イヤホンガイドで説明を受けながら絵を鑑賞

するということは、人間の能力からするとちょっと無理なんじゃないかと

思うわけです。

「絵は難解だから、説明してくれないと、取っ掛かりがない」

というニーズから出てきたのでしょう。

ガイドの音声の内容は歴史、時代背景、エピソード等の知識です。

絵に付随した事柄なのでその絵の良さではありません。

もし絵の良さを語っていたとしても、余計な先入観になってしまい

鑑賞の妨げになってしまうのでは?と私は思います。

誤解しないで欲しいのはイヤホンガイド(知識)が悪いわけではなく

鑑賞と学習は同時に出来ないということです。

なので、どうしてもガイドが欲しいという知識欲がある方は

面倒でも一周、サーっとでいいので「鑑賞モード」で絵を見て廻って

再度入り口まで戻って、今度はイヤホンガイドをつけて「知識モード」

で学習することをお奨めします。

私の教室の生徒さんの話で、絵を描くのは一向に解らないが

展覧会の絵の見方が変わって、その絵の良さが前より感じやすく

なったという話を沢山聞きます。

それは自分で絵を描くことで描いている側の感覚と共感しやすくなった

ということです。

デッサンを描く事で、絵を観る感度が上がるというオマケがついてきます。

今まですごいと思っていた絵がつまらなく感じたり、逆に意味が全然

解らなかった絵が急に魅力的に見えたりするかも知れません。

そういった価値観が変わるということは、恐ろしい感じもするのですが

とてもいいことだと私は思っています。

展覧会好きのあなた!是非こちらへ↓







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# by ekodaohashiya | 2018-10-15 10:14 | 絵のはなし  | Comments(0)