デッサンについてのブログ その13

寒い日が続きますね~さて今日のお題は

「夕飯を作るようにデッサンする」です。

いつかのコラムで書きましたが、料理をすることと

デッサンをすることは、非常に良く似ています。

料理なら毎日のようにしてるわ~というような方は

必ずデッサンも上手に描けます。

では、料理開始!まずは買い物をします。
上級者ほどあまり何を作るかは固定せず買い物先で
良いものやお買い得なものなどをその場でイメージを
膨らませ、自宅の食材のストックまで考えて買い物をします。
自宅に帰り、夕飯の時間家族がいれば、それぞれの帰宅の時間
から逆算して、お米を研いだり、下味をつけたり、出汁をとったり
下準備。時間が来たら例えばですが味噌汁の具を煮ながら
ご飯のスイッチをいれて、サラダを作って、副菜も作って
冷蔵庫の昨日の残りをアレンジして何かを作り、魚を焼きながら
大根おろしをすり、食卓にお皿やできたものを並べ、いよいよ
味噌汁に味噌を入れて仕上げ、それぞれ盛り付けて
「できたわよ~」なんて声をかけたりと・・・・

こんなことを毎日のようにしている人は相当にデッサン力が

1枚も絵を描いていなくても、すでについています。

デッサンに置き換えて書いてみます。

では、デッサン開始!まずはアタリをつけてあまり固定せず
構図、ボリュームのことも考えながら、前回描いた絵のうまく出来たとこ
できなかったところをイメージしながら自分の実力にあわせ形を捉えます。
残り時間を考え、全体の構造や前後関係、明暗関係などを同時に進め
完成の下準備をしていきます。
更に描き込んで、密度をあげて質感や光の流れ、色、脇役の調子を
整え、いよいよ主役を更に描き込んで、余白もきれいにして
全体のバランスをしっかり整えて
「できました~」なんてね・・・・

どうですか?似てると思いませんか?

デッサンの専門用語は解らないかもしれませんが

何が大事なことかというと、複数個の事柄を同時進行している

ということです。

初めて、料理をする人はキャベツを千切りにするということ一つでも

どうやってどこから切ったらいいのか考えながら切るでしょう。

何年も料理をしている人なら、キャベツを切りながらすでに次のことを

イメージしているはずです。(自動で手がキャベツを切っている状態)

デッサンも同じで、経験が全てです。

何回も同じことを描いてると、徐々に意識で描くのでは無くなり

手が勝手に描いている状態になります。

それは、特別な才能では無くて、キャベツの千切りみたいなものです。

沢山経験を積めば、誰でも出来ます(切れます=描けます)。

個々のことが、できるようになったら、夕飯を作るのと同じように

同時進行で複数個のことを処理する力をつけていけば

良いデッサンが描けます。

高級な食材を使わなくても、取り合わせやタイミングを

丁寧にバランスを組み上げた夕飯は美味しい。

ちなみに、大橋デッサン研究所は料理教室ではありません(笑)

料理をやったことがない方もデッサンを学ぶと料理も上手に

なるかもしれません。

両方、上手になりたい欲張りなあなたはこちらへ








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by ekodaohashiya | 2018-02-12 11:09 | 絵のはなし  | Comments(0)