デッサンについてのコラム その15

デッサンを始めようとしている方、デッサンを修行中の方向けに

参考になりそうなことを、毎回つらつらと綴っています。

さて、今回は「写すのが得意な日本人」

という切り口でお話してみようと思います。

一般に外国人の方と一緒にデッサンを描いてますっていう人は

少ないのではないでしょうか。

ちょうど、今冬季オリンピックで盛り上がっていますが

日本人の得意といえば、精密さや超地味な努力などが

あげられます。

日本人は例えば車の開発のように、すでにベースとなる型があって

それをコピーしたり、工夫したりするのが得意ですよね。

デッサンでも同じで、物を写して描く(俗に言う写真のように描く)

能力において、平均に均すと世界一なのではないでしょうか?

普段私の教室では、写す事と、描く事のちがいについてしつこく

説明しているのですが、どうしても同じが大好きな我々日本人は

写すことに偏ってしまいます。

写すことが悪いわけではないのですが、偏っているんだということは

認識しておいたほうがいい事実です。

デッサンは自分がどんな感覚が好きで何に興味があるのかを

探る為のものです。

その答えは描いてみないとわからないですし、その答えさえ刻々と

変わっていきます。

なので、「デッサンって写すことなんでしょ」というような

先に答えを決めてしまっては意味が無いのです。

100人に一人くらいは「俺、写すのが超好きっす」

みたいな人がいてもいいですが、それぞれに微妙でも

感覚の違いが見えてくるとそれはそれは大変幸せを感じます。

何故かと言うと、「個人」を確認できるからです。

私は私なんだということは当たり前のようで実はなかなか

感じることができないことなのではないでしょうか?

なんだか熱く語ってしまいましたが(笑)もうすぐ人工知能

の時代がやってきて、ますます自分や個人を感じる機会が

減っていくことでしょう、、。

デッサンを描いて、私以外私じゃないの♪を実感してみませんか?

興味が湧いてきたという方はこちらに↓












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by ekodaohashiya | 2018-02-26 10:13 | 絵のはなし  | Comments(0)