人気ブログランキング | 話題のタグを見る

デッサンについてのコラム その18

梅雨入りです。

雨降りのときは、読書や絵を描くのが似合いますね。

今日のコラムは、また絵の上達について別の角度から

お話してみようと思います。

私の教室では、1回の授業2時間で1枚描くペースで制作しています。

月4回で4枚、それを5ヶ月続けると、4×5で20枚。

やっと1冊のスケッチブックが終わります。

始めて、10ヵ月後に2冊目が終わった頃、1冊目の

スケッチブックを見返してみると、、、。

「あれ!もう少し上手に描いたと思ってたけど今見ると下手だな」

って思うはずです。

それは、その分上達したと言えます。

絵はなかなか、少しずつしか上達しないので自分では

「また今回も、上手く出来なかったなぁ、」なんて

自分では思うかもしれませんが、10ヶ月もやれば確実に上達しています。

もし、40枚くらい描いた時に最初に描いた方のデッサンと

比べて、上達してないと感じたら、デッサンのやり方を

変えてみるか、教室に入って教えてもらった方がきっと

楽しいと思います。

始めて、1、2年は上達を実感しやすいですが

5年くらい描くと、ほぼ横ばいになります。

上達を実感できないと楽しくないのですが

そこからが、絵の本当の魅力を感じるところです。

デッサンは何も変わらずに物質として残るところが良いですね。

時々積み上げてきたスケッチブックを振り返り

迷ったら初心を思い出してみると、また絵が変わっていくことでしょう。

まあ絵の世界なんて時代遅れな息の長い話なのです。

インスタントな現代社会のスピードに疲れちゃってる方

ゆっくりデッサンでも描きませんか?

描いてみたくなった方はもちろんこちらへ↓









by ekodaohashiya | 2018-06-11 10:36 | 絵のはなし