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デッサンいついてのコラム その35

本格的に寒い季節ですが、寒いと何故かデッサンが上手く描けます。

デッサンのような内向的な性質の行為は寒いほうが合っているのでしょう。

さて、抽象的な精神論ばかりでは宗教団体かと間違われてしまいそうなので

今回は実践的なお話。

テーマは「音を描く」です。

ある程度、基本中の基本である形を正確に描くことや、立体感の意識が

しっかりしてきた初心者の方は是非、音を描いてみると良いでしょう。

なにそれ??って感じでしょうか?

デッサンは視覚芸術に属するので、基本は視覚を通して作品の内容が

伝わるわけです。

もちろん視覚は大事なのですが、そこに音という聴覚意識を織り込ませることで

より表現がその作者ならではのリアルで豊かなものになります。

大事なことですがここから先がデッサンの領域です。

今週、私の教室で「カボチャ」を描きましたが例えばカボチャを実際、台に置いたとしたら

「ゴトッ」って音がしますよね。

ピーマンを置いたときの音とは明らかに違います。

そういうことを意識して描くだけでデッサンが良くなります。

これは意外と簡単です。

変な話ですが、「念ずれば通ず」です。

初心者うちは、そんなことを意識する余裕も無いので出来ないものですが

ある程度、時間をかけて描きこんで、もうこれ以上どうすれば良くなるのか

という地点まで来たら、是非音がするかどうかを自分のデッサンに問いてみると

突破口が開けることでしょう。

そうして音がするようなデッサンが描けたら、それは魔法を使っているように

第三者からは見えるのです。

実際、念じて描いたら音ができたわけですから、それは本当に魔法かもしれません。

デッサンが上手に描ける人はそんなこと当たり前じゃないかという話。

音を描くなんて、知らなかったわという独学などでデッサンを学んでいる方は

是非、チャレンジしてみてくださいね~

ということで、今回はデッサンが上達するお得な情報でした。

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by ekodaohashiya | 2019-01-21 11:52 | 絵のはなし