デッサンを始めようとしている方、デッサンを修行中の方向けに

参考になりそうなことを、毎回つらつらと綴っています。

さて、今回は「写すのが得意な日本人」

という切り口でお話してみようと思います。

一般に外国人の方と一緒にデッサンを描いてますっていう人は

少ないのではないでしょうか。

ちょうど、今冬季オリンピックで盛り上がっていますが

日本人の得意といえば、精密さや超地味な努力などが

あげられます。

日本人は例えば車の開発のように、すでにベースとなる型があって

それをコピーしたり、工夫したりするのが得意ですよね。

デッサンでも同じで、物を写して描く(俗に言う写真のように描く)

能力において、平均に均すと世界一なのではないでしょうか?

普段私の教室では、写す事と、描く事のちがいについてしつこく

説明しているのですが、どうしても同じが大好きな我々日本人は

写すことに偏ってしまいます。

写すことが悪いわけではないのですが、偏っているんだということは

認識しておいたほうがいい事実です。

デッサンは自分がどんな感覚が好きで何に興味があるのかを

探る為のものです。

その答えは描いてみないとわからないですし、その答えさえ刻々と

変わっていきます。

なので、「デッサンって写すことなんでしょ」というような

先に答えを決めてしまっては意味が無いのです。

100人に一人くらいは「俺、写すのが超好きっす」

みたいな人がいてもいいですが、それぞれに微妙でも

感覚の違いが見えてくるとそれはそれは大変幸せを感じます。

何故かと言うと、「個人」を確認できるからです。

私は私なんだということは当たり前のようで実はなかなか

感じることができないことなのではないでしょうか?

なんだか熱く語ってしまいましたが(笑)もうすぐ人工知能

の時代がやってきて、ますます自分や個人を感じる機会が

減っていくことでしょう、、。

デッサンを描いて、私以外私じゃないの♪を実感してみませんか?

興味が湧いてきたという方はこちらに↓












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by ekodaohashiya | 2018-02-26 10:13 | 絵のはなし  | Comments(0)

今回のテーマは「絵を教わること」についてです。

これについては、個人個人で意見が分かれることかと思いますが

私なりの考えをお話してみようかと思います。

まあ、どんなことでも良い面、悪い面はあるものです。

教わって出来るようになったり、知らなかったことに気づかされたり

することは良いことだと思います。

逆に、豊富に技術やテーマを得ることによって

自分が本当に何を表現したいのか、わからなくなって道を迷うことも、、、。

まあ、表現なんてレベルの高いことは、「趣味でデッサンをちょっと

描いてます」という程度の私たちには関係がありません。

上手くできなかったり、意味が解らなかったりしても

大いに教わって、違う見方や、価値観を体験した方が楽しいと思います。

先日、とあるネットに絵画教室の某先生が2時間のうちの

最後の10分くらいにアトリエにやってきて、ちょっとしか指導して

くれないという愚痴が書いてあったのですが(笑)。

私は、その先生はいい先生だと思います。

そもそも悪い先生なんていないと思っていますが、

まず、先生を甘く見てはいけません。

初心者の生徒さんより経験豊富な先生は2時間の間、どういう風に

絵を描いていったのかは、ずっと見ていなくても余裕でわかります。

あと、途中で注意すると才能が萎縮してしまいがちです。

だからのびのび描いてもらって描き終わる頃に指導するという

やさしい先生なのです。

いつかのコラムで絵画教室のタイプを分類しましたが

先生もタイプが色々です。

ちなみに私は某先生とは逆の、2時間ずっと教えています。

2時間、、やさしく?(笑)。

どんなことでも物事には良い面、悪い面があります。

当然私も、教えすぎによる悪い面があることも認識しています。

絵を描くという、超個人的な行為にコミットしていくことは

なかなか難しいのですが、「デッサン」という基本を学ぶ

場所ならば、いい関係が築けるかもしれません。

ちょっと硬くなってしまいましたが、デッサン教室は

結構面白いぞ!ってことです。

興味がわいてきたら、是非こちら↓   





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by ekodaohashiya | 2018-02-20 14:02 | 絵のはなし  | Comments(0)

寒い日が続きますね~さて今日のお題は

「夕飯を作るようにデッサンする」です。

いつかのコラムで書きましたが、料理をすることと

デッサンをすることは、非常に良く似ています。

料理なら毎日のようにしてるわ~というような方は

必ずデッサンも上手に描けます。

では、料理開始!まずは買い物をします。
上級者ほどあまり何を作るかは固定せず買い物先で
良いものやお買い得なものなどをその場でイメージを
膨らませ、自宅の食材のストックまで考えて買い物をします。
自宅に帰り、夕飯の時間家族がいれば、それぞれの帰宅の時間
から逆算して、お米を研いだり、下味をつけたり、出汁をとったり
下準備。時間が来たら例えばですが味噌汁の具を煮ながら
ご飯のスイッチをいれて、サラダを作って、副菜も作って
冷蔵庫の昨日の残りをアレンジして何かを作り、魚を焼きながら
大根おろしをすり、食卓にお皿やできたものを並べ、いよいよ
味噌汁に味噌を入れて仕上げ、それぞれ盛り付けて
「できたわよ~」なんて声をかけたりと・・・・

こんなことを毎日のようにしている人は相当にデッサン力が

1枚も絵を描いていなくても、すでについています。

デッサンに置き換えて書いてみます。

では、デッサン開始!まずはアタリをつけてあまり固定せず
構図、ボリュームのことも考えながら、前回描いた絵のうまく出来たとこ
できなかったところをイメージしながら自分の実力にあわせ形を捉えます。
残り時間を考え、全体の構造や前後関係、明暗関係などを同時に進め
完成の下準備をしていきます。
更に描き込んで、密度をあげて質感や光の流れ、色、脇役の調子を
整え、いよいよ主役を更に描き込んで、余白もきれいにして
全体のバランスをしっかり整えて
「できました~」なんてね・・・・

どうですか?似てると思いませんか?

デッサンの専門用語は解らないかもしれませんが

何が大事なことかというと、複数個の事柄を同時進行している

ということです。

初めて、料理をする人はキャベツを千切りにするということ一つでも

どうやってどこから切ったらいいのか考えながら切るでしょう。

何年も料理をしている人なら、キャベツを切りながらすでに次のことを

イメージしているはずです。(自動で手がキャベツを切っている状態)

デッサンも同じで、経験が全てです。

何回も同じことを描いてると、徐々に意識で描くのでは無くなり

手が勝手に描いている状態になります。

それは、特別な才能では無くて、キャベツの千切りみたいなものです。

沢山経験を積めば、誰でも出来ます(切れます=描けます)。

個々のことが、できるようになったら、夕飯を作るのと同じように

同時進行で複数個のことを処理する力をつけていけば

良いデッサンが描けます。

高級な食材を使わなくても、取り合わせやタイミングを

丁寧にバランスを組み上げた夕飯は美味しい。

ちなみに、大橋デッサン研究所は料理教室ではありません(笑)

料理をやったことがない方もデッサンを学ぶと料理も上手に

なるかもしれません。

両方、上手になりたい欲張りなあなたはこちらへ








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by ekodaohashiya | 2018-02-12 11:09 | 絵のはなし  | Comments(0)

お久しぶりのコラムでございます。

今日のテーマは「よく見て描けといわれるが・・・」

というお話。

デッサンを誰かに教わったりしていると、必ずもうお経のように

「もっとよく見て描きましょう」と言われます。

私も学生の頃には、何百回言われたかわからないほど毎度

このセリフを言われたものです。

そのとき生意気盛りの私は先生に言い返しました(もちろん心の中で)。

「はぁ?この先生はバカか?」

「こっちとら、よく見て描いてるに決まってんだろぉ~」

どうですか?あなたも同じこと思いませんでした?

今思えば簡単な話なのですが、実は先生が見るという情報量と

生徒が見ている情報量では桁もジャンルもぜんぜん違うのです。

デッサンを描いていくうちに、徐々に見方が広く深くなっていきます。

自分ではあまり自覚していないのですが、「見る」と言う意味は

初心者の頃と比べ、描くほどに全然違う意味を持ちます。

こうして世界の見方が変わると、今まで面白いと思っていたことが

つまらなく感じたり、もしかしたら人生が大きく変わってしまうかも

知れません。

勉強のように、マスターすると成功に繋がるようなことなら

良いのですが、デッサンをしてもなんの役にも立ちません。

それでも、デッサンを描けるようになりたいという人が

いなくならないのは、なぜでしょう?

* * *

ちょっと話が大きくなってしまいましたので元に戻すと

「見る」とは色々な「見る」があるということ。

美大を受験しようなんて人は、毎日、1日中、デッサンを描くことに

なるので、自分で「見る」を鍛えていけばいいのですが

私たちのように、趣味の教室では1週間に2時間程度しか描きません。

なので、「よく見て描きなさい」という漠然とした教えは

天才的な生徒さんなら伝わるかと思いますが

凡人の私たちは「よく見て描いてますが、なにか?」

ということになります(笑)

なので私は教える時「よく見て描きましょう」のセリフを

密かに禁句としています。(思わず言ってしまうときもあるけど)

大橋デッサン研究所ではその硬い名前とは裏腹に

なるべく具体的にどう見て行くと良いのかをこと細かく説明する

なんとも、手取り足取りな教室です。(自我自賛)

凡人のみなさん一緒によく見て描いてみませんか?

今日のお話でデッサンをしてみたくなったらこちら↓



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by ekodaohashiya | 2018-02-05 11:17 | 絵のはなし  | Comments(0)

「大橋デッサン研究所」では、幼稚園年中さんから小学生を対象にした

子どもアートクラス「なないろの虹」を4月から開講いたします。

オープンに先駆け、3月22日(木)29日(木)に無料体験クラスを

実施します。

現在、体験クラスエントリー受付中です。

詳しくは、大橋デッサン研究所のチラシをご覧ください。

ご質問・お問い合わせ・体験クラスエントリーは

大橋デッサン研究所までどうぞ~

   179.png・・・・・・・2018年4月オープン!!・・・・・・・・179.png
    子どもアートクラス「なないろの虹」

●クラス● 毎週木曜日(5週目はお休み)※1回のレッスンは約1時間
       ・前半 午後2:30から4:30(幼稚園年中~小学校低学年
       ・後半 午後3:30から5:30(小学生~)

●内容●
  絵画、工作や様々な表現、共同制作など

●月謝●  \6000-(入会金無料)
      ※入会時にスターターキット\3000-(絵の具、クレヨン、筆等の画材)
        をご購入ください。

●講師●  田中千鶴 (女子美術大学芸術学部卒)


受付はこちらから↓子どもクラスのサイトページは準備中です。





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by ekodaohashiya | 2018-02-01 14:50 | お知らせ | Comments(0)