残酷暑にも負けずにいきましょう!今回のコラムは

「弘法筆を選ばず」です。

言い伝えによると、かの弘法大師のような書の達人になると

どんな筆でも良い書が書けたというお話ですが、、

私はあんまり、共感しないなぁと思っていたところ

実はこの話、弘法大師に「ちょっと書いてみてよ~」と頼んだところ

筆をみて、ろくな筆が無かったので、「こんな筆で書けるわけねーだろっ」

ということで選べなかったという、そんな驚きの新解釈があるそうで(笑)。

まあ昔のことなので、真相はわかりませんが、

私はそっちの方が真実なのでは?と思っています。

ぼろい筆でもすごい書が書けたほうが、かっこよいエピソードなので

達人感を出す為、そういうドラマに書き換えられていったのでしょう・・・

デッサンでも、道具(画材)は手入れも含めてとても重要です。

教室の初日にまず教えることは、鉛筆の削り方です。

なぜなら描くコツより、道具の方が重要だからです。

絵を描いていくと、最初は基本の道具から揃え、徐々にその人

それぞれに、カスタマイズされていきます。

なので、道具のラインナップを見ればその人がどれくらいの実力の持ち主か

描く前から、ある程度わかってしまいます。

鉛筆の削り方一つでも、いろいろなことが現れているものです。

昔の生徒さんで、確か80歳くらいの女性の方でしたが

「先生の言うようには、なかなか上手く描けないけれど、鉛筆だけは削れるから」

と言ってズラ~ッと筆箱に入っている鉛筆は全部完璧にしっかり削ってあり

案の定、その生徒さんは年齢なんてもろともせず、メキメキ上達していきました。

まあ削ればいいってモンじゃ無いのがこの世界の恐ろしいところ

本当に上手に描く人のデッサンの道具は超シンプルだったりします。

そういう意味で弘法大師も筆を選ぶ必要が無いくらい

使っている道具がシンプルだったのかもしれませんね~。

努力の方法が決まっていない絵の世界、一枚一枚経験を重ねて

自然と手に馴染んで使いやすい道具になった頃に

弘法大師のような境地で絵が描けていることでしょう。

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※ちなみに書道教室ではありません。











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by ekodaohashiya | 2018-08-27 11:28 | 絵のはなし  | Comments(0)

秋風が吹いてきて、やっと熱帯夜から開放されて来ましたね~。

8月も後半、いつもこの時期に思い出すのは小学校時代の夏休みの宿題。

皆さんは早く終わらせるタイプでしたか?

私は早く終わらせる良い子でしたが、1つだけ最後まで出来ない宿題が。

そう、読書感想文です(未だにトラウマ、、)。

ふと、読書感想文ってデッサンと同じだなぁと。

デッサン力のついた今ならいくらでも書けるのに~と当時を振り返りつつ。

読む本が、対象のモチーフ(例えば林檎を描くなら林檎のこと)となります。

まず読書感想文を書くなら、本をちゃんと読まないと始まりません。
(当時私は絵の無いページが続くと集中が続かなかったので本が読めなかった)

デッサンでいうと、モチーフをちゃんと観察しないと描けないと言うこと。

本を読んだら、自分の気に入ったシーンや感動したり、面白かった場面等

を「場面の説明」も折り混ぜながら、自分が感じたことを書くわけです。

デッサンなら例えばこのボリューム感が面白いとか、

光が当たってきれいな陰が出ていた、などなど・・

自分が思ったことや発見したことを描いていくわけです。

「写す」ことは読書感想文で言うところの「場面の説明」にあたります。

大事なことはどう思ったのか?それをどう捉えていったのか?

がデッサンの価値です。

読書感想文であらすじを写しただけの文(場面の説明)を書いても読者は

面白くもなんとも無いですよね。(当時思いっきりやってた私・・)

場面の説明とそれをどう捉えたのかの感性を文章にすれば良かったんですね。

そんな難しいこと、小学生の私には難題過ぎでした。

タイムマシーンにのってあの夏休みに題名と名前だけ書いて

まったく一行も書けず泣いていた自分に会いに行って

「大丈夫だ、大人になったらわかるから」って伝えてあげたいです(涙)

そんな、夏の思い出でした。

え?私の昔話なんてどうでもいい?そりゃそうですね!

読書感想文を書けなかったあなた!

大人になってデッサンを描いて、当時のトラウマを克服しませんか?

読書感想文が苦手だった方は是非こちらへ↓















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by ekodaohashiya | 2018-08-20 11:10 | 絵のはなし  | Comments(0)

デッサンについて、あれやこれやと気ままなコラム。

では、今回もデッサンの話をしてみましょう。

今日のお題は「百聞は一見にしかず」です。

すっかり皆さんもこの言葉の意味は理解していると思いますが

デッサンの世界でも、まさに百聞より一見が効果的です。

以前のコラムで、デッサンの本を読んでも上達しずらいという

話をしましたが、デッサンを描く時一番重要なことは

「手つき」です。

手つきは運動なので、言葉になかなか置き換えられません。

まさに「こんな感じ」という以外に説明できないものなので

動画ならまだしも活字では伝わらないもの・・。

「見取り稽古」というものが武術の世界などであります。

自分よりすぐれている人の身体の動きを観察して、絵で言うと

手つきを覚えていくという練習法です。

私は見取り能力こそが上達のポイントだという考えを持っているので

教室はテーブルを使い、4人向かい合わせで同じ課題を描くというスタイル。

そうすることで、自分と同じくらいのレベルの人とお互い見取りながら

練習するという形になります。

描いているうちは人のことなんて、見てられないと思うかもしれませんが

人間の能力を侮ってはいけません。

視野に入っているだけで実はちゃんと影響を受けているのです。

見て学んだことを、自分の手つきに定着させるまで時間がかかります。

1見たとしたら、100描かないと定着しません。

なので同じくらいのレベルの人をチラッと見る程度で十分。

独学で学んだり、例えばマンツーマンで教えたりするより

何人かで描く方が上達が早い。

デッサン教室にはそんな相乗効果があるのです。

教室のメンバーでお互い良い影響を受け合って

いい絵が描けるなら、本当に幸せですね。

そんな仲間を募集しています。

参加したいという方は是非こちらへ↓

※仲間といってもただ一緒にデッサンを描くだけです(笑)
シャイなあなたも安心して参加できます!











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by ekodaohashiya | 2018-08-06 10:34 | 絵のはなし  | Comments(0)