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桜がちらほら咲いて、例年より早い春となりました。

3月、4月は教室を卒業していく人、新しく入会してくる人

一期一会の出会いをかみ締め、すっかり年をとったなぁと思う私です。

今回のテーマは「他人に厳しく、自分に甘い私達」

ということで客観性の大切さについてお話しようかと思います。

デッサンを描くと、自分が思っているより、自分の絵が良いのか悪いのか

判断できないものです。

ここが本当に難しいところで、冷静に判断できれば、どんなに素晴らしい絵が

描けることかと思います。

描くという熱を加えなくては、いいデッサンは描けないのですが、熱を上げると

同時に判断力を失います。

まさに、こっちをたてれば、あっちはたたずってやつですよ、、。

教室ではよく、他人の絵をなおしてあげるつもりで形を見直してみようと

アドバイスをしています。

人はみな、他人のことを厳しい目であら捜ししながら見ています。

「そんなことは無いです」という綺麗事はデッサンの世界では全く通用しません。

なのでそこをイマジネーションでカバーして、自分のデッサンなんだけども

人のデッサンを見ているように想像して見てみるとすぐに、あそこがおかしいな

とか、構図が悪いな、などなど沢山発見することが出来ます。

この、「自分の事を棚に上げてみること」がデッサンではお得なスキルということです。

他人のように自分を見る、裏を返すと自分のように他人を見るといった思考は

人間が持っている数少ない取柄のひとつだと私は思っています。

こういった抽象思考が出来るとお互いが良い意味で小馬鹿にしながらリスペクト

しているという健康的な関係が出来上がるような気がするのですが・・・。

デッサンを教えながら(自分の事は棚に上げ)私はそんなことを考えています。

デッサンはいろいろなことを考えたりするきっかけになります。

何のお得にもなりませんが、無駄なことが好きな人は是非こちらへ↓










# by ekodaohashiya | 2019-03-25 11:01 | 絵のはなし  | Comments(0)

春が来て、花粉症の方は特に今年、大変そうですね。

さて今回も大上段から偉そうなコラムをお届けしましょう。

テーマは「漫画家になるのにデッサンは必要か?」です。

タイムリーに昨日、漫画家の方に相談を受けたので解説してみたいと思います。

まずはデッサンという言葉の定義がどこまでのものか?ということなのですが

漫画の世界で「画力」という言い方をよく使いますよね。

デッサン力という言い方はあまり使われません。

デッサンというものを古典的解釈で説明すると、

「デッサンとは、もの(現実的自然界)を描写することで

もの(自然)から美しさや面白さなどを学ぶこと。」

と言えます。

逆に漫画の画力とは何も見ないで想像で描いたり、資料を基に画面上に再構成する力

のことを指します。

なので、漫画を描くのに、デッサンは、まぁ~あっても良いスキルではありますが

無くても描くことは出来るのです。

音楽に例えると、デッサンはクラシックの音楽理論みたいなもので

ヒップホップにそれは必要か?といったらわかりやすいでしょうか。

もちろん、ビートルズがそうである様に、そういう素養もあって

更にいいものが出来るかも知れませんが、無くても全然大丈夫です。

漫画と絵画とでは、サッカーとバスケットボールくらいの違いがあります。

漫画家を目指すなら、漫画の練習をするべきなのです。

私は漫画は全く描けないので、漫画を描ける人はすごいなぁと思っています。

絵画(美術界の)を描いても生活の糧にはならないので、一発当てたいという

方は、是非漫画の方をお奨めします~。

でも漫画も競争激しいようですから、競争とかあまり関係ないデッサンを

趣味で描くというのを更にお奨めします。

では、こちらへ↓どうぞ!














# by ekodaohashiya | 2019-03-11 10:26 | 絵のはなし  | Comments(0)

徐々に春めいて来ましたね~もう3月です。

今回のコラムは「デッサンの描き方」について

そういう本がたくさん世の中にありますが、デッサンの描き方は

原則ありません。

あるのはセオリーです。

まあ、「こうゆう風に進めたら上手く描ける可能性が高いよね」とか

「実力のあまり無い初心者はこうなりがちだから、まず無理しないでこうしてあーして」

などといったことは確実にあります。

このコラムでも何度もお話していますが、まずデッサンは描くという行為(運動)

があってのものです。

大事なのは運動の力加減やスピードだったりするので、言葉にするのはその場にいないと

伝わらないので、本に出来ないのです。

教室に新しく入ってきた生徒さんも始めのうちは熱心にメモを取ったりして

「デッサンの描き方」を学ぼうとするわけですが、徐々に描ける様になってくると

デッサンには描き方は無いということ、言葉に出来ない部分がデッサンそのものなんだ

ということがわかってきます。

もちろんメモを取って学ぶことは良いことですが、メモを取ったからデッサンが

上達するということはありません。

あくまで、描いた経験(身体記憶)で上達するのであって、知識として持っていても

実際に使えないとデッサンは描けないということです。

教室をやっていると、様々な職業の人が来ますが

不思議とお医者さんが比率として多かったりします。

私の勝手な想像ですが、知識も必要だけどその場その場の生身のものを

扱っているということがデッサンに通じるところがあって面白く感じるのでしょう。

もちろん、主婦の方なんてなおさらなわけです。

私のように勉強が苦手な人ほどデッサンを上手く描ける可能性が

あるかもしれませんよ~(笑)

まあ、知識も知識で楽しいですけどね。

勉強が得意な方も、そうでない方もデッサンはどっちでも出来ますので

是非↓こちらへ~











# by ekodaohashiya | 2019-02-25 11:26 | 絵のはなし  | Comments(0)

ウィンターシーズン、最近では羽生君が人気のアイススケートが

何かと話題ですよね~。

ということで、今回は「アイススケートとデッサン」を比べて

お話してみようと思います。

絵を描くのは勉強をするというよりスポーツを

する感覚のほうが近いような気がします。

デッサンを1から始めようという人はまずは道具の

使い方(スケートで言えば靴の履き方など)から始めるわけです。

スケート初心者の場合、まずはリンクに立って転ばないように

するだけで、一苦労ですよね。

そして、徐々に前に進むのを覚えていって

更には後ろにバックする?(スケートは良く知らないけど)等々

徐々に難易度の高いことを練習していくことでしょう。

例えばデートでスケートリンクに行くとして、彼氏が後ろ向きでサーッと涼しい顔で

滑って見せたら、おーーーすごいーー162.png!ってなりますよね。

別にオリンピックを目指しているわけじゃないわけだから、それくらいのことを

スマートに出来れば充分、誉れなわけです。

デッサンも同様に、りんごとかバラとか極ありふれた、みんなが知っているような

物を、一個でも良いからそれっぽくスマートに描けたらスケートと同じように

おーーーすごいーーってなるわけです。

なので複雑な題材を描いたり、大きいサイズの絵を描いたりということは

スケートでいう、じゃあジャンプをしてみようとか

ぐるぐるっと回ってみようとか(技の名前知らない、、)

ということなのです。

もちろん憧れて挑戦してみることは素晴らしいことですが、失敗してコケテ

怪我をしちゃったでは、デートも台無し、かっこ悪いということです。

私の教室では、なるべくシンプルで簡単そうな題材を使ってデッサンを

学んでもらっています。

スケートで言う、良い姿勢で、涼しい顔でサーーッと前に滑っていく程度のことを

地道にやっているということです。(ジャンプはしません)

難しいことはしていないけど、なんだか全然素人じゃないぞ!って

思わせることが出来たら、一番それがカッコイイような気がします。

週2時間しか描かなくても、そこまでなら誰でも到達できるということです。

どうです?描いてみたくなりましたかぁ~?

では、こちらへ↓(巧みな宣伝)


















# by ekodaohashiya | 2019-02-11 11:40 | 絵のはなし  | Comments(0)

随分暖かい2月スタートですね。

さて、本日のお題は「デッサンは長距離走」というお話。

スケッチやクロッキーといった数分で描くタイプの絵は短距離走ですが

ある程度時間をかけて、しっかり描写していくデッサンにおいては長距離走

と捉えていくと良いと思います。

教室でも良くこの話をしますが、ここで特に大事なことはペース配分です。

長距離を走るとして、スタートと同時に猛ダッシュをしてしまったら

すぐにバテてしまい、トータルではよいタイムが出なくなってしまいます。

デッサンでも同じようにスタートではあまり飛ばしたりせず、じっくりと形を

観察して、土台となる構図や輪郭などを作っていったほうが、後々ペースをあげて

最後はラストスパートをかけたりすることも出来ます。

では初心者と経験者との違いを説明してみましょう。

初心者の場合はスタート同時に濃い鉛筆の線を使って形を決めてしまいます。

そしてその時に手はあまり大きく動かすことはなくゆっくり動作しています。

経験者の場合は、スタートと同時にひっきりなしに手を動かす動作をするはずです。

手は良く動かしていますが、鉛筆の線は一向に見えてきません。

後ろから見てると空振り(素振り)をしているな感じに見えるので一見

この人何やってるんだろう??といった風に見えるはずです。

初心者の描き方は、スタート同時に猛ダッシュをしていて

経験者の方は逆にゆっくり歩いてスタートしているようなものです。

すでにここで描ける描けないが決まってしまいます。

デッサンが上手に描けないとお悩みの人は序盤ほどゆっくり描いて

後半調子が出てきた頃にペースをあげていくようにするだけで

良くなるかもしれません。

教室で描く時は、一緒によーいドンで描き始めるので

自分のペースが速いのか遅いのかといったことや、上手な人がどういう手の動き

で描いているのかといったことを見比べながら出来るので上達が早いわけです。

ちょっと注意したいのは、手の動きがそれっぽいのに内容が良くない

ということも良くあることなので、手を動かせばいいんだなっていう単純な

話でもないのです。

ここまでくると、もう技法書などでは到底説明できない微妙な加減なんだという

ことがお分かりいただけるでしょうか?

デッサンは動作に技量の違いが如実に現れるので、別に絵を見なくても

動作と画材を見ればその人がどれくらい描けるのかは大体わかってしまうものです。

デッサンというマラソンみたいな地道な世界を一緒に走りませんか?

実際はマラソンではないので、体力はさほど使いませんので誰でも出来ます。

エントリーはこちら↓



# by ekodaohashiya | 2019-02-04 10:49 | 絵のはなし  | Comments(0)